目黒若葉寮について 施設長挨拶

子どもたちが笑顔で安心した生活の中で、未来に希望の持てる支援を行います

施設長 小林 悠樹

目黒若葉寮は、1947年よりこの東京都目黒区大橋にて児童福祉事業を運営している児童養護施設です。現在、目黒若葉寮では46人の子どもたちが様々な理由で施設に入所して生活をしています。 いつの時代も思いがけない出来事や事情によって、家庭で子どもの養育ができなくなることが起こります。昨今、子どもをとりまく環境はきびしさを増し、養育困難、虐待通告の急増など少子化にも関わらず社会的養護を必要とする子どもたちが増えています。いずれの子どもも親という最大の支援者を失っていたり、離れて暮らす状況であったりとつらい体験を重ねています。
目黒若葉寮では子どもたちの権利擁護を徹底して、安心安全な生活の場を提供し、未来に希望が持てるように支援していきます。また、より家庭的な養育を推進していくため、生活規模を小さくして地域に少人数で暮らせるグループホームを4つ、本園でも小規模ユニットケアでの暮らしを進めるとともに、家庭に戻れる可能性のある子どもへの家庭復帰、里親さんによる養育も考えた支援も強化しています。 これからも、私たちは出会った子どもたち一人ひとりに向き合っていきます。また、施設を巣立っていった子どもたちの支援を行い、子どもたちを末永く大切に見守り続けていきます。あわせて地域の子育て支援にも貢献できる施設を目指しております。 目黒若葉寮は時代の要請に応える施設の将来像を目指し、子どもたちの最善の利益を追求し幸せを願い、全職員一つになって努力してまいります。 皆さま方のあたたかいご支援、ご協力をよろしくお願いいたします。