素敵なアフターケア

先日、突然の訪問者がやってきました!
幼児から目黒若葉寮で生活していたOBのA君です。

数日後には東京を離れ、
実家に戻るということでわざわざ挨拶に来てくれました。

幼児の頃から働く車や電車が大好きな彼は、
夢を実現させてバスの運転手をしております。
小さいころからの夢を叶えるなんて本当にすごい!
(幼児さんの時の七夕の願い事は、<バスになりたい>でした☆)

逞しくなった彼と話しているうちに、
わたしはどうしても彼が運転するバスのラストランに乗車したくなりました。

当日、就業前の彼を待ち伏せに行くと、
すでに制服に身を包んだA君が事務所内で乗車前の点検をしておりました。

「上司の方に返事してる!」
わたしはそれだけで感動してしまいました。

いよいよ彼の運転するバスに乗り込みます。
動き始めたバスは、今まで乗って来たバスの中でも一番優しい運転でした。

彼の性格が良く表れているようでした。

 

「ちゃんとアナウンスしゃべってる!」
「安全確認してる!」

当たり前のことなのに、わたしは彼の動作一つひとつに感動して
心の中で叫んでしまいました。

わたしはバスから降りた後も、
大きな車体を動かしている彼を見えなくなるまで見送りました。

目黒若葉寮を巣立って行った子どもたちが大人になり、
社会で仕事を続けていることは本当に感動的なことです。

A君、実家に戻ってもバスの運転手頑張ってね!

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