のんびりさんの巣立ち
11月に掲載したコラム「巣立ちました」には続きがありました。
実は、ケースの中にはサナギが残っていたのです。そのまま秋になり子ども達も「このサナギ生きてるの?」と不思議そうに。
秋も過ぎて冬になると、もう部屋の中のオブジェと化して気に留める子もいなくなり、静かに冬を過ごしていました。
しかし、先日ケースを見ると羽を広げた蝶がいるではないですか!!
ずっと室内にいたので、暖かい中で冬眠していたはずです。それでも、窓から入ってくる春の気配を感じとって美しい姿になったのでしょうか。
丁度、子ども達も卒園・進級シーズンです。一人ひとりの成長を振り返ると、ぐんぐん吸収して大きく伸びている子・のんびり成長している子、行ったり来たりで成長している子、本当にそれぞれ違います。
この子ども達の成長・無限の可能性は、私達職員にとって大きな喜びであり、仕事をしている上での支えになります。
綺麗な蝶の巣立ちから、子ども達の成長を改めて感じた時間になりました。